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栽培履歴の書き方講習会

2016/07/19 Tue 22:36

農産物出店者の勉強会をひらきました。

テーマは、「栽培履歴の書き方」。

7/16の土曜市の終了後、午後1時から2時まで、池公民館にて。

農産物ガイドライン、確認担当の谷川さんの指導のもと、行われました。
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ご持参のMYホワイトボードをつかって話をされているのが、谷川さん。


高知オーガニックマーケットの農産物出店者は、
栽培履歴を作成し、店頭に置く、というきまりになっています。

栽培履歴が入っている、共通の、A5サイズの青いファイルはこちら。
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どなたでも、ご自由に開いて見ていただくためのファイルです。

種や苗の由来、圃場の履歴など、
農産物についての情報が記されています。


この日の勉強会の目的は、栽培履歴に書きこむ内容を、
いままで以上にレベルアップしていきましょう、というもの。


生産者が農産物を、直接販売している土曜市では、
お客様と対話ができるので、そこに、おのずと信用がうまれます。

それを、さらに強めるものとして、栽培履歴も大切にしています。


勉強会では、この栽培履歴に、新たな視点を加え、
自分の農業の記録として、自己管理にも活用されている方の
栽培履歴が、よい例として紹介されました。

このような方は、共通の、A5サイズの青いファイルに加え、
別の様式で、栽培履歴を提示されている場合があります。


出店者の皆さんにとって、栽培履歴を書くことは、
正直言って、手間がかかることのようです。

一方で、

「自分にとっても役立つ記録になる」
「お客様の信頼が得られる」
「販売品の積極的なPRになる」

という、前向きなメリットもたくさんあるようです。


勉強会をふまえ、これから、栽培履歴が
より充実した内容になっていくのでは、と期待をもちました。


マーケットのあと、暑いなかでの勉強会、お疲れさまでした。


(ちいざ)
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「高知オーガニックマーケット出店者組合」の、
平成28年度 通常総会が開かれました。

4/16の土曜市終了後、午後3時から、池公民館にて。
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高知オーガニックマーケットは、
「高知オーガニックマーケット出店者組合」が運営しています。

出店者の一人一人が組合員として登録し、
出店者が自主運営をするマーケットなのです。

事業、会計についてなど、大事なことが審議され、
今年も、建設的な意見交換がなされていました。

そのなかで、農産物出店者の「竹枠の看板」「栽培履歴ファイル」が、
目立たず、お客様からあまり見られていないかもしれない ・・・?
という懸念が浮上しました。


改めまして、ご紹介いたします

土曜市の農産物出店者は、共通の「竹枠の看板」を、
各テントに掲示する決まりになっています。
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出店番号、屋号、氏名、住所、出身地、
有機農業開始年、圃場の場所、
主要栽培作物、主に使用する肥料・資材、など、
生産者のことが、簡単に、一目で分かるような看板です。

看板は、目線の高さ(地上から160cmくらい)に、
掲示することになっています。

ちなみに、竹枠の製作は、出店者の『たけやん』に依頼しています。

農産物出店者は、同時に、「栽培履歴ファイル」も店頭に置く決まりになっています。
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こちらの、A5サイズの青いファイルに、栽培履歴が入っています。

種や苗の由来、圃場の履歴など、
農産物について、より詳しい情報が記されています。

店頭の、お客様から見て分かりやすい場所に置くことになっており、
どなたでも、自由に開いて見ていただくためのファイルです。


「竹枠の看板」「栽培履歴ファイル」も、
生産者や農産物のことを知るツールとして、
お客様にお役立ていただければと思います!


なお、加工食品出店者は、店頭に
「原材料仕入先一覧表」を掲示する決まりになっています。
こちらも合わせて、ご活用ください


平成28年度の総会も、無事に終わりました。

代表世話人、弘瀬さんの目指す “ 楽しくやさしい空間 ” という
土曜市のコンセプトどおり、総会も、和やかに行われました。


(ちいざ)
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第10回加工食品勉強会

2014/05/24 Sat 17:00

第10回 加工食品勉強会を、
5月3日のマーケット終了後、池公民館にて開きました。

テーマは、「アレルギーと表示について」。
出席者は、25名。

お客様の健康、ひいては生命を守り、
また、出店者自身を守るために、

原材料の表示、なかでもアレルギー原因物質の表示が、
いかに大切かということを学びました。

こちらは、マーケットでの表示の一例。 『旬菜料理 つきみ』。
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左のあみえび入りの方には、
「※ 原材料の一部にエビを含む」

右のふきの佃煮入りの方には、
「※ 原材料の一部に小麦、大豆を含む」と書いてあります。

エビ、小麦は、法律で表示が義務付けられている
アレルギー原因物質の、特定原材料7品目に含まれています。

大豆は、特定原材料に準ずるものとして
任意の表示が推奨される18品目に含まれています。

勉強会では、こんなお話もありました。

『オーガニックたこ焼』の近森さんは、4月から、
卵を使わないたこ焼きを売っていたのだそうです。
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卵は、アレルギー原因物質の特定原材料の一つ。
お客様の反応は、かえって良い、とのこと。

勉強会に出席した別の出店者からは、こんなお話も。

「アレルギーをお持ちのお客様は、表示を注意深く見られ、
 ご自分の食べられるものがあると、とても喜ばれます。
 アレルギーの方も召し上がることのできる商品作りに努めています。

 お客様の求めるものが自分の店にないときは、
 あそこなら大丈夫かも、と、マーケット内の別のお店を紹介しています。」

食物アレルギーをお持ちの方にとって、
こんなふうに選択の幅が広がっていくというのは、
楽しみが増え、とてもうれしいことなのではないでしょうか。

こちらが、加工食品ガイドライン確認担当者、川上万利子さん。
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勉強会も、取り仕切ってくださっています。

上の写真は、5/3の勉強会に欠席、遅刻した出店者へ、
個別に補講を行っているところ。

「ガイドライン 仕事中」

と刺繍の入った、川上さん手作りの可愛い腕章をつけています。
出店者も、お客様も、どうぞお気軽に声をおかけください!

マーケットでは、アレルギー原因物質だけではなく、
すべての原材料について、各出店者が店頭で表示を行っています。

各テントに掲示してある、原材料仕入先一覧表をご覧くださいね。

「ここまで表示を徹底し、オープンにしているのは、
 この市の特徴であり、すごいことだと思う。」

とは、勉強会に出席した出店者の感想です。

最近新たに出店を始め、勉強会に初めて出席された方からは、
「皆さんの意識の高さが素晴らしいと思った」との感想が。

アレルギーのある方も、ない方も、
これからも安心してお買い物をお楽しみくださいね。


(ちいざ)
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平成26年度総会・研修会

2014/04/22 Tue 19:00

普段は見られない、マーケットの一面をご紹介します

毎週、池公園で、のんびりゆったり市を開催している出店者たち。
年に一度、会議室に集まり、ピシッと決める日があります。

4/6(日)、高知オーガニックマーケット出店者組合の
平成26年度通常総会が開かれました。

総組合員数83名のうち、73名が出席(本人出席56名、委任状出席17名)。
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県立ふくし交流プラザの大きな会議室。
年に一度、出店者が一堂に会し、運営に関することを決定する総会です。

このマーケットは、出店者が自主運営しているのです。
総会で承認された5人の世話人が、皆の代表として、1年間運営を担います。

今年度の世話人を紹介します。

 『でくのぼう農園』 弘瀬さん (代表世話人)
 『みんなの家』 生野さん (副代表世話人)
 『andy』 澤本さん
 『ぴっくニック』 野本さん
 『TAGO-MAGO』 公文さん

1年間、よろしくお願いします!

総会に先立ち、同日、同会場で、研修会も行われました。
昨年度から始まった研修会は、今年で2回目。

皆で「設立趣旨書」や「ガイドライン」を確認し、
年に一度、原点に戻って気を引き締めなおそうという目的で、
これに出席することが、出店を継続する必須条件となっています。

研修の実施も、このルールも、世話人が話し合いの上決めたものです。

会には、農産物ガイドライン確認担当者の谷川さん、
加工食品ガイドライン確認担当者の川上さんも出席され、
マーケットの向かう方向性について、具体的なお話があります。

同じ目的を持って一堂に会した出店者、スタッフ、ガイドライン担当者。
その場に、前向きな一体感が生まれているような気がしました。
ここにも研修の大きな意義があるのではと思います。

ゆったり自由な空気がありながらも、締めるところは締めている。
メリハリのある高知オーガニックマーケットの雰囲気が好きです。


(ちいざ)
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1/18、マーケット終了後、池公民館にて、
農産物出店者の勉強会を開きました

テーマは、「種子と栽培について」。
出店者、スタッフ、あわせて31名の参加がありました。

進行は、農産物栽培基準 確認担当者の谷川さん。

谷川さんは出店者ではありません。このマーケットでは、
基準が守られているかどうかの確認を、外部に依頼しています。

勉強会の内容は、
農産物栽培基準の確認、
自家採種や自家育苗についての意見交換、
今後の課題について、など。

参加して、農産物出店者の皆さんが、
自家採種や栽培において、試行錯誤しながら、
レベルアップのために毎年努力されていることが分かりました。

私がこの数年間、毎週毎週マーケットに通い、
それでも一向に「飽きる」ということがないのは、
そういう訳だったのか と腑に落ちました。

毎週新たな発見があるのです

勉強会では、いよいよ明日開催の「種ころ」の告知も行いました。
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「種ころ」について、谷川さんから、

「種子だけでなく様々な情報も交換できる場となり、
 土曜市が本来の意味で有機的なつながりを持つ市になる
 きっかけとして期待している」

とのお話もありました。

関心のある出店者やお客様の参加をお待ちしています。
参加される方は、午後2時30分に池公園へ集合してください。
(※ 直接会場へ行かれても開いていません。)

楽しい会になりますように


(ちいざ)
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