ソルティーブ×牧工房のワークショップ

外部が主催する、魅力的なイベントのご案内です

高知県黒潮町で完全天日塩を作る「ソルティーブ」が、
土曜市に毎週出店する『牧工房』とコラボした、ワークショップ!

【ニガリとハーブを使ったスキンローション作り】

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◇ 7月3日(日)13:30am-15:00pm  

海の恵みのニガリと、大地の恵みのハーブ他を使った、
しっとり肌用のスキンローションを作るワークショップ。

料金:¥2,500 (ハーブビネガードリンク付)

場所:有限会社 ソルティーブ 

住所:高知県黒潮町佐賀49

お問合わせ&お申込み先:0880-55-3226

主催:有限会社 ソルティーブ

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『牧工房』 内田牧子さんより

感動的な完全天日塩を作られる、黒潮町のソルティーブさんで、
今回初めてワークショップを開催させていただくこととなりました。

昨年3月、高知に家を求めて彼方此方を訪問していた際に、
偶然同宿だった方がソルティーブさんのファン。

初めて会った宿友4人で、わいわいとお邪魔して
お塩のお話をたっぷり伺いました。

あれから1年と少し。

その際、ハーブ商品を作っていると話した私に
お母様がニガリを一本プレゼントしてくださいました。

そこから牧工房の『しっとり肌の水』スキンローションが産まれました。

高知の自然の恵みがたっぷりのスキンローション。

この夏のお肌の為に、一緒に作ってみませんか?

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有限会社 ソルティーブ 吉田さんより

太陽と風に愛された天日塩『土佐の塩丸』

『海は地球のスープ』

海から生まれ、海を抱えて生き、海に還る。

この循環を私達は、とてもロマンチックに感じながら『塩守り』をしています。

なので、私達が作る塩には、
循環や調和を意味する『丸』と言う漢字を充て、
『土佐の塩丸』と名付けました。

塩は人間が生きていく上で不可欠なものだからこそ、
私達は自然と対話をしながら、
じっくりゆっくり『塩丸』を守り育てています。

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さらに詳細は、『牧工房』フェイスブック をご覧くださいませ


「ソルティーブ」の灘製塩場には、土曜市の応援団ツアーで
嵐のなか、お邪魔させていただき、忘れられない思い出となっています 

そのときの様子は、こちらのブログ記事へ!
「応援団ツアー2014」

7/3のワークショップの会場は、
ツアーで訪問した場所とは別の、佐賀製塩場です。

今週末は、お天気が回復しそうです

おでかけがてら、土佐のディープなワークショップ、いかがでしょうか?

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「ソルティーブ」の完全天日塩“ 土佐の塩丸 ”は、
土曜市の事務局ショップ『めだかや』でも、毎週販売しています!


(ちいざ)

ザ・トゥルー・コスト

おすすめの映画をご紹介します。

『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償』。

自主上映を企画する「ゴトゴトシネマ」により、
5月に高知市内で上映され、私も拝見しました。

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持ち歩いて、くしゃっと折り目がついたチラシですが。

ファッション業界の裏側に焦点を当てた、ドキュメンタリー映画です。


日本でも、海外の先進国でも、
大量生産の低価格な服が、国民的な人気を博しているが、

一方で、発展途上国で、実際に服を作っている人々は、
不当に安い賃金で、ときには命を落とすような、劣悪な環境で働き、

また、綿を生産するために、大量に使われる農薬や化学肥料は、
地球環境をひどく汚染し、人の健康にも深刻な影響を与えている ・・・


これは、私なりにまとめた要旨です。


映画の公式WEBサイトには、以下のことが書いてありました。


「綿は今日の衣服を作るために
使用される繊維のおよそ半分を占めています。

この綿の90%以上が遺伝子組み換えのもので、
大量の水と化学物質が使用されています。

綿の生産過程では、
世界の農薬の18%、殺虫剤の25%が使用されています。」


現実に、起こっていることを、
まずは知ることが、大事なことだと思いました。


私も、ファストファッションブランドの服を、
毎日のように身につけているユーザーの一人です。

この映画を観て、これからは、何を選んでいくのがよいのか、
遅いとは思いますが、悩みはじめました。

高知オーガニックマーケットも、選択肢の一つです。

環境や人の健康に配慮して手作りされた
服や布製品を、作り手から直接、買うことができます。

服を譲ったり、貰ったり、修繕したりして、
できるだけ買わないという選択もできます。


多くの人が、現実に起こっていることを、知ったうえで、
選択することが、大事なことだと思いました。

映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償』、
ご覧になることをおすすめします。


(ちいざ)

アサリの砂抜き実験

パートタイム労働に行っている職場で、社長がアサリの砂抜き実験をしていました。
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3種類の塩で作った塩水のなかに、アサリがいます。
塩分濃度は、海水と同じくらい。

さて、どれが一番、元気よく砂をはくか?


 左は、イオン交換膜法で作られた塩。

表示を見ると、
原材料は、「海水(日本)」。
製造工程は、「イオン膜、立釜、乾燥」。

日本の海水を、イオン交換膜法で濃縮し、
立釜(真空式蒸発缶)で結晶させた塩です。

スーパーでは、1kgが130円位で売られています。

 中央は、再生加工塩。

表示をみると、
原材料は、「天日海塩(93% メキシコまたはオーストラリア)、海水(7% 日本)」。
製造工程は、「溶解、平釜」。

海外産の天日塩を輸入し、
日本の海水で溶かして、平釜で煮詰めて結晶させた塩です。

スーパーでは、1kgが350円位で売られています。


 右は、完全天日塩、海工房の美味海(うまみ)。
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高知県幡多郡黒潮町で、汲み上げた海水を、
手作りの設備で、風と太陽の力で蒸発、濃縮し、
火入れはせず、ハウス内で時間をかけて、結晶させた塩です。

事務局ショップ『めだかや』では、
230g入りを、680円で販売しています。

ちなみに、パートタイム労働に行っている会社でも取り扱っています。


さて、約1時間後。

イオン交換膜法の塩。
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うんとも、すんとも。


再生加工塩。
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あまり、変わりがありません。


完全天日塩の美味海。
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砂を吐いています。


2時間後には、美味海のアサリは、7匹くらいが吐き、
おもしろいことに、再生加工塩のアサリは、それに追いつきました。

イオン交換膜法の塩のアサリは、1匹吐いたくらいでした。

アサリが元気よく息をする塩と、
そうでない塩は、なにが違うのでしょうか?

夏休みの自由研究のテーマにおすすめ!

調べていくうちに、おもしろい、大切なことが、きっと分かると思います。


社長いわく、
「アサリも人間も、生き物やからね。塩はめちゃくちゃ大事だよ。」

ちなみに社長は、高知オーガニックマーケット応援団。
団員ナンバー、1番なのです。


(ちいざ)

おすすめ料理教室

10月に、
マクロビオティックサークル・ブラウンライスが主催する
料理教室「マクロビオティック入門講座」に参加しました

「マクロビオティック入門講座」は、
マクロビオティックの基礎の基礎、
本物の原理を教わることができる、全3回の講座。

講師を、マーケットでもおなじみの
川上万利子さんが担当されています

私が参加した第1回は、「玄米ご飯の炊き方」。

楽しかったのは、玄米の炊き比べです。
4種類の炊き方を実際に見せていただきました

炊飯器、土鍋、圧力鍋×2パターン。
見た目も食感も、まるで違います。

私はこれが一番好きだな、
夏場はこっちが食べやすいね、
炒飯に向いてるのはこれかな、

食べ比べることで色々なことが見えてきました。

私は玄米を圧力鍋で炊き始めて4年ほどになりますが、
一人ではなかなかできない炊き比べ、食べ比べは初めてで、
美味しく、興味深く、とても楽しかったです!


ブラウンライスの「マクロビオティック入門講座」は、
次回は、12月8日と11日に、第3回があります。

内容は、
「番茶の煮出し方・梅醤番茶・青菜の茹で方・小豆入り玄米ご飯の炊き方」
と盛りだくさん。

お申し込み先など、詳しくは 静かな喫茶店のWEBサイト 内にある
料理サークルブラウンライスのページでご確認くださいね。

川上さんのお話は、分かりやすく、テンポよく、
参加するたびに新たな発見があるのも魅力。
料理教室の後は、いつも充実した気持ちになっている私です

おすすめです!


(ちいざ)

キューバという国

6/23(日)、高知市内で開かれた講演会に行ってきました。

演題は、「小さな国の大きな奇跡~キューバから学ぶ幸せな生き方~」
講師は、高木善之さん(NPO法人 ネットワーク「地球村」代表)

こちらは、高木さんの書籍です。
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キューバという、とても個性的な国。
以前から、「有機農業大国」だと聞いて、関心を持っていました。

講演では、医療、福祉、教育、様々なお話がありましたが、
ここでは、キューバの農業について、ご紹介します

高木さんは、こんなことをおっしゃいました。

「キューバには、オーガニックレストランや、
 オーガニックマーケットはありません。」


この国では、農薬の使用は禁止。農業はすべて、有機農法です。

つまり、国内には有機農産物しかなく、それが当たり前なので、
あえてレストランやマーケットに、「オーガニック」を付ける必要がないのです。

これはまさに、高知オーガニックマーケットの理想と一致!

「オーガニック」が、流行やファッションでなく、
生活の中で、当たり前のことになって欲しい、という思いで、
毎週、土曜日にマーケットを開催しています。

キューバでは、どうやってこれを可能にしたのでしょう?

大きな要因は、アメリカの経済封鎖です。

アメリカの喉元に位置する、社会主義国のキューバは、
ソ連からの経済援助を受けていましたが、
ソ連の崩壊とともに、1991年、それが途絶えてしまいました。

アメリカは、キューバ政権の崩壊を狙って、経済封鎖を強化し、
食糧、エネルギー資源が途絶えたキューバは、国家崩壊の危機に陥りました。

つまり、兵糧攻めにあい、石油もストップ、農薬、化学肥料もなくなり、
有機農法で本気で食糧自給するしか、生きる道がなくなったのです。

「なんだ、仕方なくそうなっただけか」
と思われるかもしれませんが、それだけではありません。

それから20年で、有機農業で国家の食糧自給を可能にした、
もう一つの大きな要因として、指導者の存在がありました。

カストロの率いるキューバ政府は、経済封鎖に屈することなく、
国民をしずめ、導きました。

庭、空き地、プランター、あらゆる場所で農業を奨励。
人力、牛耕、ミミズを利用した堆肥作り・・・

それまで近代的農業が主流だったキューバで、“ 逆農業革命 ”が起こりました。

また、国民の健康や自然環境を守るという視点から、
農薬を使った土地は、35年間、農地としての使用は禁止する、
食生活を、肉食中心から菜食へ変えるよう呼びかける、ということも行っています。

単なる急場しのぎとは思えない、奇跡のようなキューバの話。
現実にこんな国があるということをお知らせしたくて、紹介させていただきました。

さて、ここ高知から、日本から、奇跡を起こすことは可能なのでしょうか?

「日本には、オーガニックレストランや、
 オーガニックマーケットはありません。」


と言えるくらいの。


(ちいざ)

岡山オーガミックマーケット、開催中!

現在開催中の

-高知オーガニックマーケット岡山出張編-

大神慶子作品展
 の様子をお届けします

足を運ぶことがかなわない皆さまも、たっぷりとお楽しみください。
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高知オーガニックマーケットの品の販売コーナー。

5周年のロゴ。
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その下には、大神さんが高知に半年暮らしたこと、
高知オーガニックマーケットの発起人、弘瀬さんと日曜市で出会った縁で、
5周年記念パンフレットのイラストを描くようになったこと、
“オーガニック”について、などが書かれています。

『でくのぼう農園』。弘瀬さんのお店です。
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桜の塩漬け、梅酢。

同じテントで出店する『ぴっくニック』の玄米と、
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『かざぐるま』の、角切りの切り干し大根。

『drie』の焼き菓子。
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今回お届けしている写真のほとんどは、
実際に会場を訪れた『drie』さんの撮影によるものです。

『でくのぼう農園』と『ぴっくニック』+『かざぐるま』、
そして『めだかや』の3枚の写真は、大神さんの撮影です。

『茶々香』のジャム、クラッカー。
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『和豆屋』の、豆。
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『フルヤジ・オーガニックス』の、畑のラー油。
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『荒物屋』 『ホイタラ』の木工品。
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事務局ショップ『めだかや』で取り扱っている、高知県産天日塩も。
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高知の天日塩に関する、素敵なストーリーも紹介されています。

1980年、高知に原子力発電所をたてる計画がもちあがったとき、
高知のきれいな海を守りたいと、立ち上がった人たちがいました。
原発よりも、塩を作って産業を。

もちろん原画や、あの5周年限定ポスターも展示されています。
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この作品展は・・・

期間:5月31日(金)まで ※水曜はお休みです
時間:10:00~19:00
場所:axcis nalf 岡山県岡山市北区田中624-1

大神さんによると、マーケットの商品は売れ行き好調で、
残りは、塩が3つ、桜の塩漬け1つ、梅酢1つ、
お菓子、お米、切り干し大根がいくつか残っている、とのことです。


5周年限定ポスターは、高知オーガニックマーケットで配布しています。
欲しい方は、どうぞお越しください。

1部につき100円をいただいております。
マーケットの運営費にあてさせていただきます。


現在、事務局では、大神さんのイラストレーションによる、

パンフレット
 を作成中です

出店者の紹介文などが入った、冊子になります。

完成をお楽しみに!


(ちいざ)

福島からのメッセージ

ここ数日、3.11 東日本大震災に関するニュースを、
ラジオから聞かない日はありません。

2月24日(日)、高知市で開かれた講演会に行ってきました。
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演題は、「福島からのメッセージ-子どもたちのために今できること-」。
講師は、佐藤幸子さんです。

「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の代表として、
現在は活動をされています。

それまでは、故郷の福島県伊達郡川俣町で30年にわたり、
一家で自然農を営み、自給自足の暮らしをされていました。

スクリーンに映っているのが、佐藤さんの「やまなみ農場」です。

自然農自給生活学校として、15年間、研修生も受け入れていましたが、
3月11日の震災後は閉鎖し、これまでとは生活が一変してしまいました。

東京電力福島第一原発事故により、放射能漏れが起こったからです。

放射能の危険性をよく知っていた佐藤さんは、
事故後すぐに家族を県外に避難させ、ご自身も遅れて避難されました。

一時避難のあと、3月末から福島で仲間とともにただちに行動を開始。

自主的に小・中学校の放射線量を測定する、
地元の行政に、学校・幼稚園の線量測定や適切な措置を行うよう働きかける、

「子どもの年間許容放射線量を20ミリシーベルトとする」
という文部科学省が決めた基準の、撤回を求めて国に働きかける、

そして、5月1日に「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」が設立されました。

子どもたちを放射能から守りたいという思いでつながり、
それぞれが自主的に行動する、市民の集まりです。

ところで「年間許容放射線量20ミリシーベルト」とは、
放射線作業の現場で働く、大人の上限値なのだそうです。

東京電力福島第一原発事故が、いかに恐ろしいものであるか、よく分かります。
非常事態は今も続いています。

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佐藤さんの講演中、スクリーンに映し出されたメッセージが、
力強く、印象に残ったので、ご紹介させていただきます。


福島には、命をはぐくむたくさんの「福」がありました。
おいしい水、空気、食べもの、
人間が生きていくのに必要なものは、自然界の中にあります。
それを原発事故はすべて奪いました。

その「福」と引き換えに、これから人類が生きてゆくために、
私たちが何をすればいいのか、考えるきっかけをもらいました。

その人に起こるすべてのことは、必要だから起こること、
乗り越えられないことは、起こらない、
あまりにもつらくて、挫けそうになったとき、
そう自分に言い聞かせて、1年間生きてきました。

フクシマからのメッセージ。
命が一番大切なのだということを、
一人一人自分のこととして受け止めてください。
そしてあなたのできることを、一つ始めてください。
未来はそこから変わっていくのです。



写真に撮って、簡単に記録することはできましたが、
お話を聞きながら、すべて自分の手で、ノートに書きとめました。

少しでもリアルに受け止めたかったからです。
胸のつまる思いを。

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最後の質問会での「高知の人にできることは?」という問いに、

避難者、保養者の受け入れ、
安全な野菜を提供すること、と答えておられました。

佐藤さんは、福島市で八百屋「野菜カフェはもる」を主宰しています。
西日本産の、有機野菜や農薬・化学肥料を使わない野菜だけを扱っています。

高知オーガニックマーケットとしてできること、
個人としてできること、

行動する余地は、まだまだ残されていると感じました。
はがゆいほど。


(ちいざ)

海辺の視察、目線を変えて

1/13(日)の海辺の日曜市視察。
他の参加者の目線から

高知オーガニックマーケットに、愛媛から毎週出店している
『vegetable na style Ristro』の長井さんは、出店しながら視察に参加しました。
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午前3時に愛媛を出発、マーケット会場に一番乗りされたそうです。
お姉さんパワフル!

お客さんの反応は、とても良いものだったそうです

今までこんなお店がなかったと、まとめ買いされる方や、
次はいつ来るの?と聞かれる方がいて、
こんなものを求める人は多いのでは、と感じられたそうです。

長井さんは、お弁当、揚げ物、お菓子など、
マクロビオティックを中心とした加工食品を出品。

原材料は、「高知オーガニックマーケット加工食品ガイドライン」をクリアしたもの。


笑顔が素敵なリストロです。
毎週土曜日、オーガニックマーケットに出店しています。


またまた、海辺の日曜市ブログに、
もっと詳しく紹介してくださっていました。
ぜひご覧ください。

「Ristroさんのマクロビ料理」
http://blogs.yahoo.co.jp/hm_umibe/30916805.html


(ちいざ)

視察団、海辺の日曜市へ

1月13日(日)、幡多・マーケット「海辺の日曜市」を視察させていただきました
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高知オーガニックマーケットからの視察団は、
出店者とスタッフを合わせて、総勢10名。

上の写真は、「海辺の日曜市」事務局の皆さんと一緒に、
事務局テント前で記念撮影した1枚です


マーケットは、幡多郡黒潮町にある西南大規模公園の、体育館横で開催。
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通常は青空マーケットなのですが、
この日は心配なお天気のため、屋根のある場所で開催されました。

通路の両側に、お店が18店、並んでいます。
出店は通常より少なめで、多い時は30店ほど。

私たちの視察は、海辺の日曜市だけで使える「はたマネー」で、
まずはそれぞれ、思い思いに、お買い物を楽しむことからスタート

黒潮町をはじめ、四万十市、四万十町、宿毛市など、
おもに高知県西南部から出店者が集います。

高知市内で開催するオーガニックマーケットにはない、
地元ならではの食材を使った魅力的な加工食品が、特に印象的でした

海辺の日曜市のミッションは、
地域にある素材を生かし、
地域で「小さな経済」を回していくことで、
地域をにぎやかにしていくこと。

マーケットを歩いていると、
その思いがなんとなく、でもしっかりと伝わってきます。


お買い物を楽しんだあとは、海辺の日曜市事務局の皆さんと交流。
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やらせみたいな微妙なポーズに、
何度見ても笑いがこみあげてしまってすいません。

これは、高知オーガニックマーケットで集まった
「私たちは忘れない 1%プロジェクト」への寄付金を、
海辺の日曜市の代表、畦地さんに託した真面目なシーンです。

2011年6月からの合計、100,711円。
東日本大震災の復興に役立てていただきます。
募金にご協力くださった皆さま、ありがとうございました。

今後も引き続き、「1%プロジェクト」に参加します。
「私たちはますます忘れない」と、ご協力をお願いいたします。


海辺の日曜市スタッフの皆さんとの交流は、
本当に貴重な時間となりました。

運営の方法、取り組み、今後の夢・・・
お互いに質問し合い、語り合いました。

私が一番いいなぁと思ったのは、ずばり、スタッフの皆さん。
このマーケットが好き!という、じわりと熱い思いが、伝わってきました。

海辺の日曜市をやろう、と言い出したのは畦地さん。
その趣旨に賛同した10人ほどのスタッフが、
毎月1回の開催をボランティアで支えているのだそうです。

そんな心意気の波にのった海辺の日曜市は、
きっとこれからも素敵に続いていくはずです。

とはいえ、畦地さんは、今後は小さな経済を回しつつ、
ボランティアだけでなく、雇用も生みたいとおっしゃっていました。

始まって4年目という、海辺の日曜市。
高知オーガニックマーケットは5年目です。

共に学び合える同志のようなマーケットが
同じ県内あることを、心強く思いました。

今回学んだことは、今後、
遠慮なく真似させていただくことと思います。
ありがとうございました。

海辺の日曜市ブログでも、交流の様子を
掲載してくださっています。ぜひご覧ください!

「高知オーガニックマーケット関係者が来市」
http://blogs.yahoo.co.jp/hm_umibe/30936736.html
「高知オーガニックマーケットからの募金」
http://blogs.yahoo.co.jp/hm_umibe/30937091.html


(ちいざ)

たねの話3

スリル満点のお話が続いたので、ちょっと休憩

午後からのワークショップの様子をご紹介します。
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固定種とF1種の野菜の、食べ比べをしました。
大根が4種類、並んでいます。

奥の方にある、まっ白くて長いのがF1種。
スーパーなどでおなじみの大根です。

手前の3種類は、固定種です。
三浦大根、源助大根、佐川地大根。

私が一番おいしいと感じたのは、源助大根でした。
あまみがあって、味が濃い

さてさて、F1大根は、いかがなものか?
この講演会の主旨からすると、「おいしくない」と言うはずが・・・

おお、これこそ慣れ親しんだ大根の味!
予想に反して、食べやすく、おいしいと感じたのです。

おいしい野菜を「昔ながらの味がする」と表現する人がいますが、
私はすでに、昔ながらの、本来の大根の味を知らない世代なのかも。

かぶも食べ比べました。
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固定種のみやま小かぶと、隣はF1種のかぶ。
こちらは、味の違いが歴然でした。

F1は、水っぽくて、ぼやぁーっとしたうすい味。
土佐弁でいうと、まさに「たっすい」!

中身がつまって、ひきしまった味の
みやま小かぶが、断然おいしい!
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そもそもF1種は、サラダで生でも食べやすいように、
やわらかく、味がうすく、水っぽく、作られているのだそうです。

でも、もともと日本には、生野菜の食文化はなく、
野菜は煮物や漬物にしていただいてきました。

そのため、古くから伝わる固定種は、
煮崩れしない、しっかりとしたものなのです。

さいごに、タネあてクイズ
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なんの種か、分かりますか?


「たねの話4」につづく。


(ちいざ)

たねの話2

一代雑種(以下、F1種)の問題点とは?

◆自家採種しても2代目は形質がバラバラになるので、
 農家は毎年、種を買う必要性が出てくる。

◆遺伝的にほぼ均一なため、耐性のない病虫害に弱い。
 つまり、農薬を使う可能性が高まる。

◆F1種を作る技術には、
 遺伝子組み換え技術と隣り合わせのような不自然さがある。

うーん。ふむふむ。

オーガニックマーケットが求めているものとは、
ちょっと違うような気がします。

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では、F1種は、どのようにして作られるのでしょう?
3つ紹介されました。1⇒2⇒3の順に技術は進んでいきます。

1◆除雄(じょゆう)

ナス科、ウリ科に用いられます。

受粉してしまっては不都合な雄しべや雄花を取り除き、
必要とする品種の花粉を持って来て受粉させます。

痛そうです。

2◆自家不和合性(じかふわごうせい)の利用

アブラナ科に用いられます。

アブラナ科の、自分の花粉を嫌がる性質(自家不和合性)を利用する方法です。

ここで容易に説明ができないほど、手が込んでいます。
手先が器用な日本人の「お家芸」と言われたほど。

最近は、人間の手でやっていたところを、
ミツバチを利用するようになっているそうです。

3◆雄性不稔(ゆうせいふねん)の利用

雄性不稔とは、植物の葯や雄しべが退化し、
花粉が機能的に不完全になることで、人間でいえば、無精子症。

偶然見つかった、雄性不稔の株を増やし、利用する方法です。
雄しべを取り除いたりする必要がなく、1より楽になります。

近年は、この雄性不稔を利用した技術が増え、
日本中の野菜が、ほぼすべてこれに変わろうとしているのだそうです。

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・・・ということは、私たちが普段食べている
野菜の多くは、たぶん雄性不稔利用のF1種。

自然界では自然に淘汰されるはずの
タネのできない植物。

これを不自然に増やして作る、タネのできない野菜。
私たちは食べ続けても、大丈夫なのかな?

野口さんのお話です。

日本のある大手種苗会社で、
雄性不稔利用のF1種キャベツを作っているハウスに野生の猿が侵入しました。
猿は雄性不稔の株は食べずに残していったそうです。

また別の土地で、受粉のためにミツバチを放っても、
ミツバチは雄性不稔の花畑には寄りつかないそうです。

何も知らずにのん気でいるのは、
もしかして人間だけ・・・?


「たねの話3」につづく。


(ちいざ)

たねの話1

昨年12月16日(日)、野口勲さんの講演会とワークショップに参加しました。
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野口さんは、日本唯一の固定種専門のタネ屋さん

講演のタイトルは
「私たちが知らない 野菜の本当の話
~タネを守ることは、生命を守ること~」。

この催しの主催は、NPO法人 土佐山アカデミー です。


オーガニックマーケットでは、設立当初から
在来種を守る運動をこころざし、昨年11月には、
ついに念願の、第1回 種の交換会を開催したばかり。

たねに関する、興味深いお話の連続でした。

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講演の内容に入る前に・・・
まずは、在来種・固定種って何でしょう?

在来種 (ざいらいしゅ)
地域で長年栽培され、その土地の気候・風土に適応した伝統野菜、地方野菜。

固定種 (こていしゅ)
地域で何世代にも渡って育てられ、自家採種を繰り返すことによって、
その土地の環境に適応するよう遺伝的に安定していった品種。

この2つは、同じような意味合いで使われているのをよく目にします。
明確な区別はどこにあるのだろう?と常々疑問に思っていました。

違いを理解するのに、野口さんの著書
『タネが危ない』(日本経済新聞出版社)が参考になりました。

固定種とは、味や形などの形質が固定され、
 品種として独立していると認められるタネのこと。

 農家が自家採種したけれど、交雑などで雑駁になり雑種化した、
 いわゆる在来種と区別するための種苗業界の用語で、
 言わばタネ屋の自慢のタネである。」

固定種は、在来種を固定化したものと言えそうです。

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ここから、講演のお話です。
在来種・固定種の他に「一代雑種(F1種)」というものがあります。

育種方法の違いにより区別をしています。

一代雑種(F1種) (いちだいざっしゅ・えふわんしゅ)とは?
異なる性質のタネを人工的に掛け合わせて作った雑種の一代目。

では、固定種とはどのような違いがあるのでしょう?
分かりやすくまとめられた表が掲示されました。

固定種のメリット

◆味が良い(伝統野菜の場合)
◆自家採種できる
◆多様性・環境適応力がある
◆長期収穫ができる(家庭菜園向き)
◆さまざまな病気に耐病性を持つ個体がある
◆オリジナル野菜が作れる

一代雑種(F1種)のメリット

◆揃いが良い(出荷に有利)
◆毎年タネが売れる(メーカーの利点)
◆生育が早く収穫後の日持ちが良い(雑種強勢が働いた場合)
◆特定の病害に耐病性をつけやすい
◆特定の形質を導入しやすい
◆作型や味など流行に合わせたバリエーションを作りやすい

へ~なるほど。
じゃあ、それぞれのメリットを生かして、
目的によって、タネを使い分ければいいんだね!

・・・というわけでもなさそうです。
一代雑種(F1種)には、見逃せない問題点があるようです。

「たねの話2」につづく。


(ちいざ)

海辺の日曜市

8/12、幡多マーケット・海辺の日曜市に行ってきました
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黒潮町、入野の浜の近く、西南大規模公園体育館の横。

この日は避暑のため、屋根のあるところで開催されていました。
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普段は、となりの広場での青空マーケットなんだそうです

どんなときでも青空の、池公園の土曜市としては、
ものすっ・・ごくうらやましい!

通路をはさんで、両サイドにテントが並んでいます。

生姜農家による、生姜専門喫茶。
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小学生のかわいい女の子が、
ささっと本物のジンジャーエールを作ってくれました。
土曜市にはない、お酒があります

黒潮町の特産品、メジカをつかったPIZZA。
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ピタぱんサンドも、野菜どっさり!
おいしく満たされて、ごちそうさま

お隣では、いくりという果実のジャムや、
驚くほどフルーティな梅干しを売っていました。
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どちらも選りすぐり素材の、自家製です。
宿毛市から初出店という、素敵なおねえさんでした

パスタやオムレツなどの本格的なお店も
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食べてみたい!
誰かが注文したものを見て、そそられます。
でも、もうおなかいっぱいです

農薬・化学肥料不使用の野菜、
ガラス細工、染物などのクラフトや、
マッサージのお店など、
まだまだバラエティ豊かなお店が並んでいました。

事務局にもごあいさつ。
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テーブルが4つ、たっぷりとした使い方をされています
お客様にゆっくりとご案内できそう、ふむふむ。

これは、さっそく参考にさせていただきました。

本場の1%プロジェクト。
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「海辺のシンブン」という、お客様向けのフリーペーパーも。
土曜市には、出店者向けの「土曜市だより」しかありません。

ポイントカード。
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hataマネーというマーケット内通貨や、かわいいスタンプ。
これも、参考にしたくなる素敵なアイデアです

おなか満たされ、お土産も買って、
ふらりと視察もして、心ゆくまで楽しんで市を後にしました。

黒潮町は、えいところです。
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海辺の日曜市に出店されている方々から、
地元への愛や誇りが、にじみ出ているように感じました。

入野の浜。
本気のマリンスポーツ・プレイヤーたちにまじって、水遊び。

波というのは、見ているだけで、癒されます。

触れると、もっと。
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初めて訪れた、海辺の日曜市。
今年の夏の、生き返るような思い出です。

幡多マーケット・海辺の日曜市は、
毎月1回、第2日曜に開催されています。


(ちいざ)

84会議 2012

8/4のマーケットの後、今年も、
84会議(はちよんかいぎ)に参加してきました。
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こちらはマーケットにある、お客様が自由に書き込む出席ボード。
日付の下を見てください。

はちよんをこよなく愛する
事務局長のモンペネコさんと一緒に参加しました。

土佐のあいさつは「はちよ~ん!」・・と始まった会議。
会場は、五台山竹林寺です。
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クーラーのない客殿に、250人以上の人が集まっています。

耐えられないほど暑くなるかと思いきや、
意外にこれが大丈夫。

風が通り抜けて、気持ちいい。
扇子もいらない。

建物を工夫すれば、実はクーラー、いらんのでは?
と、思わぬところで体感学習しました。

さて、上の写真は、梅原真さんと中村好文さんの対談シーンです。

「ちいさな家」と題して講演をされた、建築家の中村さん(右)に、
84プロジェクト代表でデザイナーの梅原さん(左)が、インタビュー。

噛み合っていないような、いるような、
お二人のやりとりには、カリスマっぷりがただよいます。

「考え方を変える。新しい価値をつくる。」

そんな梅原さんの提案に、とても共感します。

例えば、黒潮町の美しい砂浜を、
リゾートホテルで埋め尽くすのではなく、
砂浜を美術館に見立てて、Tシャツをひらひらさせた。

これは、20年以上続く砂浜美術館です。

例えば、森林率84%の高知県を、
マイナスイメージでとらえるのではなく、
県民が誇りを持って、県産材を利用する、そんな高知県にしようじゃないか!

それが、84プロジェクトです。

「絵に描けば、形になるんです」

梅原さんの、こんな言葉も印象的です。

これまでも、84作業着、84ハコハウスなど、
数々のアイデアをデザインし、実現されてきました。

プロフェッショナルなデザイナーである梅原さんだから言える、
自信に裏打ちされた言葉、かもしれません。


自分の足で生きながら、
「小さな経済」を楽しくまわしていくことを理想とする、

高知オーガニックマーケットも、
たくさんの勇気をもらった会議でした。


(ちいざ)

もっと安田さんに学ぶ

安田節子さんの講演会では、書籍の販売もありました。
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「わが子からはじまる 食べものと放射能のはなし」
著者:安田節子
発行:クレヨンハウス

放射線の人体への影響や、
震災以降の食生活について、

基本的なことが、具体的に、
分かりやすくまとめられたブックレットです。

このマーケットでも、いずれ販売できるようにして、
広く皆さんに読んでいただけるようにしたいと思っています。


 この本のなかから学んだ、
放射能の取り込みを防ぐ食生活のポイント。

その一部を紹介させていただきます。

 発酵食品を摂りましょう

味噌、納豆、ぬか漬けなどの発酵食品には、
とてもたくさんの微生物が含まれています。

この微生物たちが、セシウムに吸着して、
セシウムが人の腸管から取り込まれるのを阻害し、
体外に排出してくれるのだそうです。

また、カリウムも豊富に含まれているので、
普段から摂っておくと、セシウムの取り込みを防ぎます。
(詳しくは、7/27ブログ「安田さんに学ぶ」をご覧ください。)

 やっぱり、玄米

玄米に含まれるフィチン酸も、
放射性物質を吸着し、体外に排出するという
同様の働きをしてくれるそうです。

また、玄米に含まれる繊維は、
微生物を増やす、排便を促す、という力があります。

安田さんは本の中で、結論付けるように言われています。
(下線部は引用です。)

「安全なお米を玄米で食べ、必要なミネラルを補い、排泄も促す」
という意味で、雑穀も含め玄米を食べることは、
体内被ばくの時間を減らすために、とても有効なことではないかと思います。


以上、安田さんの本からの受け売りでした。

なお、味噌などの発酵食品は、
天然醸造で生きた微生物がたくさんいるもの、

玄米は、放射能、農薬などがかかっていないもの、
これが前提でのお話となります。


本のなかには、食生活のポイントが
他にもたくさん出ていました。

その中から、

「これだけは外せないだろう」
「簡単で、かつ効果が大きいのでは」

と、私があくまで個人的に思ったものを、
さらに絞ってまとめさせていただきました。


(ちいざ)

安田さんに学ぶ

安田節子さんの講演会で学んだこと。
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食生活で、気をつけるポイント。

高ミネラル食で、

放射性物質を取り込みにくい体をつくる!


なぜ、高ミネラル食がよいのでしょう・・・?

放射性物質には、構造がよく似ている非放射性の物質があります。

たとえば、

セシウム137は、カリウム。
ストロンチウム90は、カルシウム。

体に必要なカリウムやカルシウム、
その他のミネラルが不足していると、

よく似た構造の放射性物質を
体が取り込んでしまうのだそうです。

それを防ぐために、必要な栄養素で
あらかじめ体を満たしておきましょう、というわけです。

具体的には、何を食べればよいのでしょう?

「マゴワヤサシイ + 玄米」

マゴワヤサシイとは、
豆、ごま、わかめ、野菜、魚、しいたけ、芋。

また、講演のなかで安田さんは、

「玄米は完全食です」

とも言われていました。

玄米には、人が生きるために必要な栄養素が、
バランス良く含まれているということです。

どうやら 玄米を主食とした

日本の伝統的な食事
 が正解のようです。

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写真は『おねおね』の玄米弁当。

マーケット事務局ではこれまで、大きな節目のイベントで
“ 玄米のおいしい炊き方 ”教室をずっと続けてきました。

また震災以降は、事務局ショップ『めだかや』で
放射能の知識や、食事の大切さについて、

分かりやすく書かれた本を販売しています。
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ぜひ手にとってご覧ください。

本のくわしい紹介はこちら。
2012/3/2ブログ記事「日本の伝統食」


農薬や化学肥料を使わない農業の重要性、
そして、自然で安全な食の大切さを、

これからも発信していきたいと思っています。
同時に、私たちも学びながら。


(ちいざ)

安田節子さん講演会

7/22(日)、午後1時30分から、自由民権記念館にて、
講演会「わが子からはじまる 食べものと放射能のはなし」がありました。

講師は、安田節子さん。
「食政策センタービジョン21」を主宰する、安全な食の専門家です。

主催は、NPO法人 土といのち。
このブログともリンクしている団体です。
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お話は、放射線の人体への影響、
日本、国外での飲食物放射能の基準値、
日本での放射性物質汚染の現状、
チェルノブイリ事故後、現地調査の結果、
私たちが気をつけるべき食生活のポイント、
社会に対してとるべき行動、など。

福島第1原発の事故で、大変なことが起こり、
今現在も、そしてこれからも、
私たちは大変な状況にあるのだということ。

あっというまの2時間でした。

講演の終盤、ふつふつと湧きあがってきた思いは、
やはり「オーガニックマーケットの使命」です。

安田さんは、食生活で気をつけるポイントの1つとして、
免疫力、抗酸化力を高めること、を挙げられ、

有機農産物の重要性、つまり、
生命力のあるものを食べることが重要であると、
強くおっしゃっていました。

またレイチェル・カーソンの言葉、

「ストロンチウム90は化学物質と複合作用して
 環境に悪影響を及ぼす邪悪な相棒」

も紹介されました。

つまり 農薬や化学肥料を使わない農産物、

化学的な添加物を使わない食品を

摂ることによって、

免疫力、抗酸化力を高め、

放射能に対抗する体をつくることが重要
 だということです。

こんな形でマーケットをPRすることは、
まったくもって不本意です。

しかし今、求められている食が、ここにはあります。

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毎週土曜日、足を運べばそこにある。
恵まれた機会に、感謝しなければと思います。

講演会の前日に、神奈川から来られた安田さんは、
土曜日は高知オーガニックマーケットに来られ、
1時間以上、ゆっくり時間をかけて散策されました。

『しまんと403』のトマトを、
懐かしい味がする、と大変喜ばれていました。

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また、神奈川でもこんな市ができればよい、
この市を参考にしたい、とおっしゃってくださいました。

それが願いです。

NPO法人 土といのちや、
オーガニックマーケットのような、

小さいけれども、地元に根差した、

安全な食を提供する団体が、
日本全国くまなくできることを願っています。


(ちいざ)

暮らしを愉しむ交流会 part1

9/4(日)、「暮らしを愉しむ交流会 part1」に、モンペネコさんとちいざで出張してきました。
台風で昨日のマーケットは休止となりましたが、事務局の勢力も負けてはいません。

主催は、土佐市 地のもの・オーガニック協議会。
会場は、土佐市立 蓮池コミュニティセンター。蓮の名所として有名な蓮池公園のすぐ隣です。
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依頼を受けたモンペネコさんは、高知オーガニックマーケット出店者組合代表世話人として、
「生活市としてのオーガニックマーケット」と題した、人生初の講演を行いました。
さすがのモンペルックです。

オーガニックマーケットを立ち上げたきっかけ、マーケットの様々な取り組み、
魅力的で多彩なお店がたくさんある、このマーケットの楽しみ方などについて
たくさんの写真を紹介しながら、約1時間話をしました。

なかでも、意外にドラマチックなマーケットの誕生秘話を、ここでご紹介させていただきます。
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11年前に福岡から高知へUターンし、自然農を始めたモンペネコ夫妻は、
祖母の代から出店を続けている、日曜市へ出店するようになりました。

300年以上の歴史を持ち、約500店舗が軒を連ねる伝統の日曜市。
当時は、有機農産物を販売する店はほとんどなかったそうです。

次第に、農薬・化学肥料が使われていない農産物を求める若い世代のお客さんが、
モンペネコ夫妻のテントに集まるようになり、親しく情報交換をする間柄になりました。

さて、高知の日曜市は、距離が東西約1.3km、街路市としては国内でも最大規模。
求める農産物を手に入れるためには、数少ないお店を探して、
観光のお客様にもまれながら、長い距離を歩く必要がありました。

ある時、モンペネコさんは言いました。

「有機農産物だけを売る市があったらいいね」

一人の若者が答えました。

「海外にはオーガニックマーケットというのがあるよ」



これだ!



モンペネコさんに、ドラマチックに電流が走った瞬間。
これが「オーガニックマーケット」という言葉との出会いでした。
5年前のお話です。

そして今年、高知オーガニックマーケットは3周年を迎えました。
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講演をされたもうお一人、農家民宿を経営されている田辺荘市さんのお話も、
マーケットを育てていくうえで、刺激的で、大変参考になるものでした。

タイトルは「農家民宿はこばへようこそ~はこばが伝えたいこと~」。

四万十町大正中津川で、農家民宿を始めるに至ったお話もまたドラマチックでした。

過疎のため集落の中津川小学校が休校になったことを惜しみ、
電脳中津川小学校なるものを、インターネットのHPで開校。
すると、全国から100人近くの申し込みがあり、
実際に、現地で開催されたサマースクールや運動会などに多くの参加があったそうです。
こうして始まった都会の人との交流は、その後も広がり、
宿泊を受け入れる施設の必要性を強く感じるようになったのだそうです。

2000年8月にオープンし、今年11年目となる農家民宿はこばには、
県外・海外から数多くのリピーターが訪れ、その方々は来年の予約をして帰るので、
新しいお客様は、なかなか予約できないとか。
また宿泊がきっかけとなり、県外から中津川に移住した人も、4名。

地元でとれた旬の食材を使った料理や、
地域の人が日常していることを体験できるメニュー、
そして、1日1組限定という、じっくりとしたおもてなし。

なかなか予約できないお客様もいるなか、
なぜ1組しか宿泊を受け入れないのかといえば、
増やすと、お客様と話ができなくなるからだそうです。
大人も子供も、人生ごと迎え入れるかのような、そんな懐の深さも感じられました。

田辺さんは、おっしゃっていました。

地元の文化遺産をのこして、それを活かすことが大事。
地域で自給自足ができるくらいに、人口を戻したい。

農家民宿はこばの求心力、このにぎわいは、
ビジネスのためではなく、これらのことにただひたすら邁進してきた結果のように思われました。
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モンペネコさん、田辺さん、お二人のお話を聞いて、
マーケットと民宿、フィールドは異なりますが、共通するキーワードがいくつか浮かびます。

「小さい経済」「自給自足」「自分の足で生きる」「一人を大切にする交流」
そして、「結果として備わる求心力」。
地に足をつけていれば、おのずと人を引き付けるのだと思います。

とはいえ、まだ3歳と5カ月を迎えたばかりで、
足元のおぼつかないところもあるマーケットです。
今後も、毎週の開催を大切にしていこうと気持ちを新たにしました。


(ちいざ)

稲葉光國先生

3月16日(水)、高知県農業振興部環境農業推進課の主催で講演会がありました。

講師は、NPO法人 民間稲作研究所 理事長 稲葉光國先生。
稲作をされながら、有機農業の技術向上のため研究や指導に尽力されています。
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テーマは「消費者に選ばれる米づくり(環境保全型稲作技術)」。

震災や原発事故の連日のニュースで元気を失っていたところへ
マーケットにとって奮い立つような内容でしたので、感想も交えつつご紹介させていただきます。
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まずは、事実から。

農薬使用量、20年連続して世界一多い国、日本。
残留農薬基準、世界一緩い国、日本。
欧州と比較すると、トマト、りんごは20倍、お茶、いちごは300倍。

日本人は農薬に大変フレンドリーで、
農薬を使わないといけない、という「農薬信仰」も根強いのだそうです。

これに対し稲葉先生は、農薬を使わない有機栽培の方が、
稲作においてカメムシによる被害が少ないことを、豊富な研究データで示されていました。

農薬を使うと、かえって害虫が増える?
その理由は、農薬が害虫の天敵をも殺してしまうため。
生物の多様性を守る有機農法では、天敵によって自然に害虫が抑制されるのです。

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さらに、農薬について。

稲のカメムシ防除に推奨されているネオニコチノイド。
特徴 : 作物内部に浸透し、洗っても落ちない。神経毒性が強い。
家庭用殺虫剤、ペットのノミとりにも使用されています。

近年増加する子供の多動症(ADHD)、自閉症の原因の一つが、
ネオニコチノイド、有機リン剤などの神経毒性の強い農薬であることが、
研究により明らかになっているそうです。
特に胎児や乳幼児は脳関門が未発達なため、その影響が色濃く現れるという事実も。

しかしこの農薬は、本当は必要でない?
恐ろしく不条理な、すべての日本人に直視して頂きたいと願う、事実です。

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農薬、化学肥料を使わずとも、自然の摂理をうまく利用し、
省力、低コストで多収穫できるのが有機農業。

安定した水位管理による抑草方法など、
環境に負荷をかけない、理にかなった技術も教えていただきました。

環境保全、生物多様性、食の安全、多くの点において有益な有機農業ですが、
日本では、積極的に推進していないのが現実のようです。

国内の有機農産物が売れ残るなか、なんと外国産有機農産物を輸入してしまっています。

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農家は、儲けのためではなく、国民の命を支えるために安全な農産物を作り、
国民は、安さに流されず、それを買い支えるという関係を作ることが大切だ。

と稲葉先生はおっしゃっていました。

今こそ、近代科学と食を根底から見直し、再構築するとき。
とも。

日本の食文化に関して、秋月辰一郎医師の実話も出ました。
原爆投下の長崎で被爆した秋月医師の医療チームは、
玄米、味噌汁、塩を多くとる食事をしていたため、原爆症の症状が出なかったそうです。

チェルノブイリ原発事故のとき、
欧州で日本の味噌の輸入が急増したという事実も紹介されました。

日本の伝統食で癌が治るというお話も。

つまり、有機農業と素晴らしい日本の伝統食が、
これからの日本を支えていくということでしょうか。

稲葉先生ご自身も、有機の中米、在来種の大豆、自然塩を原料にした
昔ながらの美味しい味噌作りを指導されているそうです。

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この3月でようやく3周年を迎える小さきオーガニックマーケット。
理想のマーケットに近づくには、まだまだ時間がかかりそうです。

しかしその使命は、日本の未来を担うほど甚大なり。

稲葉先生、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
この日、計画停電の影響で、予定より1時間遅れで高知に到着され、
講演後は、栃木にとんぼ帰りということでした。


(ちいざ)
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